重度の貧血と子宮筋腫が手術せずに回復 紀州大水害に知る神のご守護と当たり前への感謝

翔鷲支部 大江幸代 『神教』紙平成24年6月号掲載

私は小学校5年生の折、この信仰にご縁を頂きました。熊野市に住む主人のもとへ嫁いで28年、男児2人、女児2人の4人の子を授かりました。それぞれ、自分の望んだ道に就職し、元気で頑張ってくれていることは、親として最上の喜びです。現在は、私たち夫婦と長男の3人で暮らしています。
 親としての務めを一区切り果たし、肩の荷をおろしてホッとした矢先、私の体調が思わしくなくなりました。10年ほど前から職場の健康診断で貧血状態と診断され、5年前には子宮筋腫が原因であることが判明していました。病院では、「大きな筋腫がいくつもできているが、これ以上は大きくならないだろうから様子を見ましょう」と言われて安心し、何の治療もせず放ってありました。
 しかし、昨年からとても疲れやすくなり、動悸や息切れ、眩暈(めまい)といった辛い症状が毎日のように出始めました。何をする気も起こらず、外出も億劫となり、最低限の家事をこなすのが精一杯でした。
 ある日、両足がゾウのようにパンパンにむくんで歩きにくくなり、怖くなって久しぶりに診察を受けました。むくみは、18cmもある新たな筋腫が足のリンパを圧迫しているのが原因でした。貧血も、平均12以上ある数値が、私はたった4.1と、極度の貧血状態でした。「筋腫はもはや全摘出しかありません。即入院し、手術しましょう」と言われました。
 この状態でも仕事をやり、自分で車を運転して来院したことを知った医師は驚いて、「こんなに大きな筋腫は稀だし、貧血の状態も、この数値では普通は起き上がれないはず」と大変不思議がっていました。私は知らず識らずのうちに、日々大きなご守護を頂いていたのだと、感謝でいっぱいになりました。
 「手術はどうしても嫌です」と伝えると、詳しい検査で悪性のものではないことが分かったものの、医師は「このまま放っておく訳にはいかない」と言い、止むなく貧血の治療だけをすることになりました。
 支部長先生や主人にご浄霊を頂きながら、薬を2週間飲んで、再度検査を受けました。すると、数値が11に上昇し、医師はすぐに効果が現れたことにまた驚いて、薬を飲まなくてよくなりました。
 私は子どもの頃から両親の信仰のお蔭で薬を飲む習慣がなく、2週間でも大変苦痛でしたが、短期間で開放され、とても嬉しく思いました。お蔭様で、この時を限りに体調は徐々に改善され、日常生活で不自由を感じることがなくなりました。
 昨年は、私の住む紀南地方が水害に襲われました。たった一晩で辺りの景色が一変し、我が目を疑いました。コンクリートの電柱が真っ二つに折れ曲り、電線はズタズタで、道路はあらゆる所で崩れ、陥没し、川は無数の流木と大きな石で埋められたようになりました。水道は断水し、電気は停電して電話も使えず、私の住む地域は陸の孤島となってしまいました。
 和歌山県では1つの集落がまるごと流され、亡くなられた方も大勢出ましたが、私の自宅は何の被害もなく大きなご守護を頂きました。他県からのボランティアで来て下さった方が、「これだけ周りが無茶苦茶になっているのに奇蹟だ。守られているんですね」と驚いていました。
 何よりも困ったのはトイレの水でした。一度使うと2リットルのペットボトル4本分が必要で、川に水を汲みに行くことが、大切な日課でした。ロウソクを灯し、川へ洗濯に行く、サバイバル生活。蛇口をひねれば水が出る。スイッチを入れると電気がつく。それが復旧した時のありがたさは言葉にできませんでした。
 当たり前に思っていることは、決して当たり前ではないことを、この災害で思い知らされました。今後は些細なことにも感謝を忘れずに生きて行きます。「信仰のお蔭で守って頂いている」と実感できるのは、何より幸せなことです。周囲の人たちにも、この幸せを語り、是非ご浄霊をお取次ぎしていきたいと思います。