失業状態の夫婦に職と待望の子宝 浄霊で新生児が低血糖症を克服

香良洲支部 湯浅さち代 『神教』紙平成23年11月号掲載

 平成22年3月頃、主人が雲出の海岸に、趣味の「しらす漁」に出掛け、そこで濱田夫妻と知り合いました。濱田さんは失業状態で、しらす漁のわずかな収入と、奥さんのバイトで生計を立てていました。
 造園・土木業を営む主人は、「しばらくの間だけでも、うちに働きに来るか」と話すと、濱田さんは翌日から現場に来るようになりました。仕事の内容も分からず、焦りもあったのか、帰宅後は奥さんに怒鳴ったりして、夫婦喧嘩も絶えなかったようで、奥さんからよく電話が掛かって来ました。私はご浄霊を勧め、4月にご主人、翌月に奥さんの入信が許されました。
 濱田さん夫婦は、彼の祖父母と同居しております。入信後、「毎日仕事が楽しい」と笑顔で帰ってくる濱田さんの姿に、老夫婦は大変喜び、「孫が変わったのも神様のお蔭でありがたいです」と目を潤ませ、後日、入信へと運ばれました。
 今年3月29日、濱田夫妻は結婚以来ずっと望んでいた子供を授けて頂きました。2100グラムの男児でした。医師の話では、母体の血圧が上がって危険な状態だったそうですが、29分という異例の短い出産時間で、「母子共に無事でした」と連絡をもらいました。私の主人は涙を流し「よかった、よかった」と呟いておりました。私共には9人の孫がおりますが、初めて見せる主人の姿に私自身が驚きました。
 ところが5時間後、赤ちゃんは数万人に1人と言われる「低血糖症」であることが判明しました。すぐに別の大きな医療センターに転院。2日後、濱田さんから「息子は助かるかどうか分からない。妻に話すべきかどうか」と相談を受けました。私は、「もう少し様子を見ましょう」と提案しました。
 赤ちゃんの状態を知らない彼女は、すぐ退院できるものと思い、一生懸命母乳をしぼって「こんなに出るよ」と、喜んでいます。その姿に胸が痛み、辛くて見ていられませんでした。赤ちゃんは多くの管で繋がれ、面会は両親だけという状況で、病状は日々一進一退を繰り返しました。
 1週間後、「どうしても会いたい」と彼女がせがむので、ご主人が赤ちゃんのそばへ連れて行きました。その時初めて病名と、赤ちゃんの姿を知った彼女は、母乳が出なくなってしまいました。「後遺症が残るかも」と医師に告げられ、彼女は泣きながら、何度も電話をしてきました。私はその都度、「神様にお任せしましょう。きっとあなたの思いは、お聞き届け頂けるから。一緒にお祈りしましょう」と励まし、お祈りとご浄霊を続けました。
 お蔭様で、赤ちゃんもミルクを少しずつ飲めるようになり、体重も増え、薬の量が少しずつ減ってきました。しかし、「もうすぐ退院できます」と言われながら、何回も延ばされるので、主治医と随分喧嘩もしたようでした。反面、薬を断って赤ちゃんに何かあったら、という不安もあり、苦しい日々でした。
 お蔭様で、6月にやっと退院できました。体重も5600グラムとなり、血糖値も正常な状態が続くようになり、薬は飲ませてないと聞きました。
 私にとって濱田夫妻は、娘が孫をつれて遊びに来る感覚です。先日も、私共と出逢っていなければ、「夫婦仲も赤ちゃんも、今頃はどうなっていたか分からない」と話してくれました。疎遠になっていたご両親とも連絡し合え、お母さんの入信も許されました。仏壇のご先祖様へのお供えも、彼女がご主人の家に足を運んでしているとのこと。そんな話を聞くと私も嬉しく思います。
 主人は入信以来29年間、私たち家族が頂いた数々の奇蹟を語りお伝えしています。そして、主人がご案内した未信者さんに私がご浄霊をし、次第にお仲間が増えつつあります。主人も「家族的な温かいおつきあいをし、どんな小さな悩みでも気楽に話が出来る雰囲気を作っていきたい」と申しております。これからも二人三脚で努力してまいります。