単身赴任の夫、薬毒からくる鬱病克服 根気よく浄霊を継続し、職場復帰叶う

和光支部 生熊美津子 『神教』紙平成22年9月号掲載

 昨年、和歌山市に単身赴任中の主人が、会社の定期検診でひっかかりました。高血圧と不整脈の再検査をし、診断書を提出するようにと指示を受け、2月26日に再検査をしました。
 主人は、その数日前から指先に痺れを感じており、レントゲンを撮ると、「首の骨の隙が狭まっている」と言われました。「首を急に動かしたり、同じ姿勢を続けたりしてはいけない」と医師から言われましたが、主人の仕事は全て該当します。「治らない」とも言われショックを受けました。
 3月3日にご参拝するため、串本の自宅に帰って来た主人は、普段の様子と違って落ち着きがなく、視点も定まらず、ご浄霊中も立ち上がってウロウロしてしまいます。その頃、主人は歯の治療もしており、その折の薬と、再検査用の薬のせいではないかと感じました。
 4日に教会で会長先生よりご浄霊をいただきましたが、主人は、先生からのどんなお言葉も耳に届かず、同じ不安事を繰り返しては頭を抱えて塞ぎ込んでしまう状態でした。
 会長先生は、「とにかく、何事にも有難うと口に出して言ってみましょう」とおっしゃり、生熊家と私の実家の慰霊祭祀の申し込みをすぐにするようアドバイスして下さいました。その場で申し込みをすると主人は少し落ち着いたようでした。
 私は、この状態がいつまで続くのか、また主人とどう向き合っていけば良いのかと不安で一杯でしたが、会長先生のお言葉で気持ちが軽くなりました。
 5日には、会社へ出勤する予定でしたが、朝どうしても起きることができず、欠勤しました。それからは、気分的、体力的な落ち込みが交互に襲い、「仕事ができない。このままではクビになる。家のローンが払えない」などと、次々に不安ばかりを口にしていました。人目が気になって家から出られなくなり、欠勤の連絡も自分でできず、私が代わりにする有り様でした。
 9日に、上司から「明日、今後のことについて話したい」との連絡がありました。主人は、もうこれで本当にクビになると脅えてしまいました。
 診断書では、職業病のむち打ち症で2週間の療養が必要とのことでした。夕方、家に来られた上司に診断書を見せると「今、会社では生熊さんの転勤の話が進んでいます。診断書を会社に提出すると、転勤の話が消えてしまうので私が預かります」と言って下さいました。上司の奥さんも鬱病なので、状態をよく理解して下さり、「無理に頑張ろうとせず、できることから始めましょう」と励まして下さいました。
 しかし、主人は仕事に行ける状態ではありません。「クビになると家のローンが払えなくなる」と何度も繰り返し、心を開こうとはしませんでした。  主人は眠れない日が続いていましたが、12日に会長先生よりご浄霊をいただくと、1時間ほど昼寝ができました。教会での祭典中も落ち着かずソワソワしていましたが、最後までお参りできました。今まで体の不自由な姑がいるからと、主人のことを後回しにしていたことを反省しました。
 そして14日の夜、私も一緒に和歌山市のアパートに行き、翌日から主人は、同僚の助けを借りて仕事へも復帰できました。本来の業務でない単純作業で、周囲の目を気にしながらでしたが、何とか職場におりました。私は主人が出掛けてから支部長先生に報告し、会社に向けてアパートから遠隔浄霊を送りました。和歌山市で主人は、こんな侘しい生活を何年も我慢していたのかと思うと、申し訳なさで胸が一杯になりました。4日間出勤した後、4日間休みをもらい串本に帰って来ました。
 21日に祖霊月次祭にご参拝できた頃から目に見えて回復し始め、翌日には一人で和歌山市へ戻りました。転勤も正式に決まり、4月1日からは元気に自宅から田辺まで通っています。引っ越しの段取りも自分で決め、お世話になった職場の人達へのお礼もきちっと伝えられ、元の主人に戻りました。  今回のご浄化を通して薬毒の恐ろしさ、お任せと感謝の大切さなど多くのことを学びました。現代は色々なストレスが原因で鬱になる人が多くいます。私達の経験が少しでも役に立つなら、色んな人に話をしていきたいです。