聞こえた!父の寝息が聞こえた! 難聴で死を覚悟の私に聴覚もどる

東丸支部 田中節子 『神教』紙平成15年4月号掲載

 私は5年前、五十肩で左手が痛み、腕を上げることもできず困っていました。そんな時、実家の兄嫁が、同じ職場で不思議な力を持っている伊藤さんの話をしてくれました。彼は私の同級生でもありました。
 早速、伊藤さん宅へ連れて行ってもらい、ご浄霊をいただきました。帰宅途中、車中で左手をあげてみると、上がらなかった左手がスーッと上げられたのです。不思議なことがあるものだと思いました。
 私は28歳の時からメニエル氏病という内耳の持病で、めまいが起き、体を動かすことができませんでした。毎年、春と秋の季節の変わり目には必ず起こり、1~2カ月程寝込む状態でした。幼い子供達の面倒は実家の母がその都度見てくれました。その時の後遺症か、右耳は耳鳴りがしてほとんど聞こえませんでした。
 一昨年、今まで多くの方に助けられてきたので、これからは人のお世話をさせていただきたいと、ヘルパーの資格を取りました。
 昨年の5月から働き出した矢先、今まで聞こえていた左耳までも、突然聞こえなくなってしまいました。仕事のストレスと過労が原因の難病と診断され、両耳とも補聴器を使用しなければ生活できない状態となってしまいました。
 毎日病院へ通い、3時間の点滴投薬、睡眠薬を服用する、そんな日々が1カ月半続きました。
 ある日、医師より「もう耳は治らないかもしれないから、聞こえない状態に慣れるしかないでしょう」と言われ、ショックで落ち込んでしまいました。
 毎晩、家の側の川原に座り、川面を眺めていました。自分が死ねば自分は楽になるが、後に残った両親の悲しみや、主人や子供達への迷惑を考えると、死ぬこともできませんでした。
  何をするにも気力がなく、ボーッとする日が増えました。見兼ねた家族が、「一度実家へ戻り、好きなだけ静養させてもらったら」と、気遣ってくれました。実家では両親に甘え、兄嫁家族が親切にしてくれ、とてもありがたく思いました。
 しかし、1週間もすればやはり家のことが気になり始めました。帰ることを決めた夜、ひょんなことから兄嫁より再び伊藤さんの話が出て、ご浄霊を頼んでくれました。2日続けて、伊藤さんご夫婦と支部長先生からもご浄霊をいただくことができ、その時、入信を決意してお願いしました。
 その日の夜は実家で泊まりました。翌朝、目が覚めると、何かしら今までとは感じが違うのです。すぐそばで寝ている父の寝息が聞こえ、空を飛ぶ鳥の声、風の音、時計の音が聞こえるのです。「聞こえる!聞こえる!」と、私は涙が止まりませんでした。何度も何度も父の寝息を確かめました。暗黒の世界に神様の光が差し込まれた瞬間だったのです。
 早速両親と兄嫁に話し、帰る前にもう一度支部長先生にお願いしてご浄霊をしていただき、帰宅しました。
 昨年9月に入信し、念願のみひかり様をいただきました。入信後は薬もやめ、ご浄霊だけで日々元気に過ごさせていただいております。今でも、朝目が覚めると、「今日も聞こえるかしら?大丈夫かしら?」と、みひかり様を握りしめ、元気で皆を守っていただいていることに心から感謝いたしております。