脳出血で半身麻痺の主人が劇的な回復 ご浄霊2日後に流動食摂れ、「話せた!」「座れた!」と感動の日々

野村支部 小柳美幸 『神教』紙平成24年2月号掲載

 6年前に脳出血で倒れた主人が昨年6月に再発しました。今回は命の危険にも及び、人工呼吸器をつけるほどの重体でした。左手と両足は完全に麻痺して動かず、寝返りも打てず、声を出す事も食事を摂る事もできません。全くの寝たきりとなり、ほんの少し右手を動かせるだけでした。意識レベルもきわめて低く、人の言葉をどこまで理解できているか分からず、目も虚ろで一日中ほとんど眠っていました。
 そんな主人を見ているのは本当に辛く、「きっと回復する」という前向きな気持ちと、「このままどうなってしまうのか」という不安が私の中で交錯します。とにかく不安に負けないよう、自分の中の弱い気持ちと闘う日々が始まりました。
 主人が倒れて1週間後、不安な日々を送っていた私に、出張所責任者の吉村さんからメールが届きました。私は7年前に入信が許されましたが、半年もしない内に足が遠のき、教会や支部へ行かなくなっていたのです。しかし、吉村さんはその後も定期的に連絡を下さっていました。全てのお誘いを断っていた私に、彼女は嫌な顔一つせず、今まで通りに接して下さっていました。だからその時、私は「この人なら助けて下さるのでは」と思えたのでした。
 以降毎日、吉村さんから明主様のお話や数々の体験談を聞くうちに、私はもう一度支部へ行きたいと思うようになりました。
 緊張しながら7年ぶりに支部へ行くと、初めてお会いした支部長先生が、温かく迎えて下さいました。不安な気持ちを和らげ、希望を持たせて下さり、私は救われた思いがしました。先生のご指導の下、その日から主人へのご浄霊を始めました。
 その頃には、遠隔浄霊のお蔭ですでに人工呼吸器が外れ、ICUから一般病室に移っていました。しかし、入院以来20日を経ても声帯と喉の麻痺で食事が摂れず、点滴のみという状態でした。それが、ご浄霊を始めて2日後に奇蹟が起き、流動食が摂れるようになったのです。鼻からですが、初日は1日1食125ミリリットルで、4日後には1日3食も摂れるようになりました。主人の状態では考えられない事でしたので、大変驚きました。その後も流動食は1食当たりの量が増え続け、主人は少しずつですが回復していきました。
 ご浄霊を始めて3ヵ月が経ち、次々と奇蹟を頂いています。まず、主人が声を出せるようになりました。「あー」「うー」のような発声ですが、何かを話そうとしているのです。麻痺している声帯を、「話したい。声を出したい」という気持ち一つで頑張って声を発する主人の姿は本当に素敵ですし、感動させられました。最近では、唇を動かし何かを話そうと、声を何度も出しています。
 初めは私たちの会話や状況など、半分も理解できませんでした。それが今ではゆっくり話せばほとんど理解できるようになりました。震えで力が入りすぎ、ガチガチの動きしかできなかった右手も、とてもスムーズに動かす事ができるようになりました。曲がらず伸びた足もきちんと曲がるようになり、介助は必要なものの、車椅子やベッドサイドに座れるようになりました。食物を飲み込む事はまだできませんが、ゼリー状の物なら口から摂れるようになりました。
 また、書物を読む事はまだ難しいはずですが、大好きだった漫画を読めるようにもなりました。主人の回復がとても早いので、主治医やリハビリスタッフから「予想以上のレベルまで回復できている」と評価されています。今ではジェスチャーで冗談を伝えてくれたりするので、本当に感動の毎日です。支部の皆さんをはじめ、病院の方々まで、私たちのためにこんなに一生懸命になって下さる多くの方が周りにいる事や、働きながら看病できる環境、全て明主様のお運びと心より感謝申し上げます。
 ある時、私が明主様に手を合わせてお祈りしていると、動かせる右手を胸の前に出して私を見ていました。「感謝の気持ちを表しているの?」と聞くと、主人はパチッと瞬きをしました。また、吉村さんがご浄霊に来て下さった時に、「吉村さんは、あなたが早く回復するよう毎日お祈りをして下さっているの。元気になれるよう、ご浄霊もして下さっているんだよ」と話すと、また右手を胸の前に出してきたのです。私はそれを見て涙が出ました。ご浄霊を通じて神様のご存在や感謝の心が伝わったのだと思い、感動でした。
 先日、病院でお茶会が催された時にロールケーキが出ました。その時、リハビリスタッフの方のご好意により、主人は生クリームで潰して食べさせてもらったのです。入院3ヵ月半で初めての固形物、久しぶりのケーキ。おいしそうに食べる主人を見て、涙が止まりませんでした。
 主人はこの先、どんな状態で退院するか分かりませんが、これからも私たちを取り巻く事象や周りの人達への感謝を持ち続け、毎日ご浄霊を行い、神様にお任せしながら、奇蹟の回復ができるよう頑張ります。