突然の脳梗塞 九死に一生を得る

翔鷲支部 山下 務 『神教』紙平成18年6月号掲載

   昨年12月11日の教会感謝祭の日のことです。お祭り後の直会で、皆さんと一緒に奉納演芸を楽しみ、ご馳走をいただきました。数日前より風邪をひき、好きな晩酌をやめていましたが、この日の樽酒はとてもおいしく、ついたくさんいただきました。最高の気分でした。
  直会も終わり、皆さんが片づけをしている間、座って待っていたのですが、邪魔にならないようにと立ち上がりました。すると急に気分が悪くなり、その場で寝転びました。その後のことは余り覚えていません。意識を戻すまでの間は、非常に危ない状況であったそうです。
  その場に居合わせた看護師の方が、手当をして下さいました。その方のお話によると、私は全く動かず、反応もなく、口はきつく閉じ、眼球は右上を向いていました。意識は全くありません。ネクタイを緩め、シャツのボタンを外し、脈をとり、傍の方とご浄霊をして下さいました。
  もう一人の方は気道確保のため枕にしていた二つ折りの座布団を取り、入れ歯を外して下さいました。そして、脈、呼吸の状態などを観察し、皮膚の色に変化はなく、脈は弱いが振れることから、脳梗塞と判断されました。
  首の脈は強くはないが振れており、手首の脈も弱く振れる程度でした。会長先生が来て下さり、ご浄霊を始められました。同時に、光と音の刺激を避けるため、消灯するよう指示をされ、話し声や片付けの騒音も厳しく抑制されました。
  何も反応がないまま、どれくらいの時間が経過したのか、唾を飲み込むような反応があり、喉が1回鳴ったそうです。看護師さんも私の意識が「戻ってきた」と確信したそうです。呼吸も僅かに確認でき、更に会長先生、皆様方のご浄霊が進むにつれて、徐々に意識回復への兆しが見えました。
  右上を向いていた眼球はまず左眼が中心に戻り、後に右眼も戻りました。弱かった脈も少しずつ強く振れるようになり、両手を動かす動作をしました。それはご浄霊をいただく時の合掌のようだったそうです。この動きを見て、麻痺は大丈夫と思われたそうです。
  しかし、両足はピクともしないままで、足の甲の脈が振れるか確かめました。靴下の上からでは分かり難く、二足履いていた靴下を、一足にしました。振れた脈は弱く、力がありませんでした。その時、会長先生は皆さんに指示をされました。会長先生お一人が頭部のご浄霊をされ、他の方のご浄霊は一気に腎臓に集中し、続けられました。
  やがて、足の甲の脈は強く振れるようになりました。少なかった呼吸も整い、寝息を立てるようになりました。ご浄霊が続けられていくうちに意識は完全に戻りました。
  何も知らない私は、眼を覚ますと、会長先生がご浄霊をして下さり、また、大勢の方のご浄霊をいただいていることに気付きました。嬉しさのあまり涙が溢れてきました。その後、意識がはっきりしてきましたが、大事をとってしばらく教会で休ませていただきました。夜8時頃には会長先生にお礼のご挨拶をさせていただき、もう大丈夫と、帰宅しました。
  家に着いて家族の話を聞くと、中さんのお話の通り、大変な状況であったことを知りました。お蔭様で後遺症も全くなく、今まで通りの生活をさせていただいております。明主様ありがとうございました。